2011年09月01日

おばあちゃんの思い出

さっき、夜の間にごみを集積場に出しに歩いていたら、おば

あちゃんのことを思い出しました。スマイル

それはおばあちゃんがお味噌汁のことを「おつけ」と言って

いたんです。あとになってそれは、「おみおつけ」の略だと

わかりました。「おみおつけ」はすごいていねい語だと思い

ます。田舎の字も読めなかったおばあちゃんがなぜ「おつ

け」という言い方をしてたんだろうと思いました。父も亡く

なり、そういった話はできないし。

なぜかというとおばちゃんは、ふた親が子供の頃に死んで、

子守奉公に出されて、学校へ行けなかったから、字が読めな

かったの。まあ、”おしん”のような子供時代だったわけで

す。

でも頭はよかったの。それは、字が書けないから、全部覚え

てるんですよ。

たとえば、この野菜はいつごろ、種をまき、こういう手入れ

をすればいい実がなるとか、そういったことを。

わたしたちは、字が書けて読めるから、書いておけばあとで

また見たらいいや、と思っているけど、おばあちゃんはそれ

はできなかったわけで。

ウチのおばあちゃんが死んでもう20年越しました。

おばあちゃんはすごい苦労した人で、ものすごく大事にして

もらったとかいう思い出はないけれど、必要なときに必要な

ことをしてもらったように思い出されます。

今日は香南町の天福寺というお寺に行きました。

お寺の横の建物で最近、オープンした喫茶がありました。



Posted by 笑う門には福が来る at 21:45│Comments(0)
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