2011年10月18日

健康法ってどれがいいの?

よくある話ですが、いろんな健康法が雑誌テレビなどマスコ

ミで流れます。

どれも素晴らしい体験が書いてあるので、うわっ良さそうと

思って始める、それも良いことなんですが。

本人の体質というのがあって、それに合わない健康法をやっ

てしまうとなかなか元気になれない。

ウチに来だした頃のAさん。

治療してもなんだか効果がもひとつです。

何でだろう?治療中に、ひらめいた。

水をたくさん飲んでない?と聞くと飲んでます、という答

え。

ああ、それが原因やわ。

ごめんね、あなたの今のからだの体質ではまだ、水をたくさ

ん飲んでも元気になれないと思うよ。と説明しました。

彼女は、細い人です。いつも肩が凝っているけど、胃の具合

もあんまりよくない。仕事のストレスもあって、ついついお

菓子も食べ過ぎる。お菓子の食べ過ぎは、今はかまわない。

無理にやめるのもストレスになるから、それはかまわないけ

ど、水飲みはやめたほうがいいと思うよと話しました。

水をからだに入れて、循環するには細胞の膜を通して、動い

ていかないといけないんですが、そこのはたらきが弱い人は

飲んだ水がどっかに滞ってしまう。人のからだは循環が基本

なので、飲みすぎたものを処理できないと、そのところがち

ゃんと働きません。

話は飛びますが、背中もすごい違いがあるの。

う~ん、この人はいつの間に背中に鉄板を入れたんだろう

(笑)鉄板もあれば板もある。いやいや、人間の背中ですけ

ど(笑)硬い人はめちゃ硬い。

内臓に炎症が起きたら、

お腹が板みたいに硬くなります。それは緊急事態で、中を守

ろうとしてなるんですが、一番健康なのは、柔らかくあった

かいおなかなのですよ。

そうでないのは、どっかいかんわけ。

わたしも鍼灸学校へ入って、自分は肩こりなんかないし、と

思っていたけど、触ってもらったら、ありゃりゃ、背中が硬

いし、足が硬いし、耳鳴りはするし、首が凝ってるし、そこ

から考えて、ああ~、あの頃のストレスがからだに出てるん

だわとわかった。

これはものすごくよかった、でないと自分のからだのことを

そういう見方をせずにいたと思うからです。

自分のからだをわかった。

そうしたら、このからだを元気にするにはどうしたらいいか

わかるんですよ。今はさっき書いた症状は全部消えました。

からだの中にある元気になる力を大きくしてきたから。

だから、二十年前より今のほうがずうっ~

と元気です。

病気は治すんじゃなくて消えるという感覚があります。気が

付くとあれっ、あんな症状が消えてる。あれも消えた。うれ

しいな。こんな感覚です。

昔のビデオがあるんですが、今のほうがずっと健康そうで元

気いっぱいです。

その頃に治療に来てた人に見せたら「センセ、なんな~。ひ

ど~。今の方がずっとええわ」と言ってくれましたよ(笑)

元気になれた自分がうれしいですね。

誰でもその人のからだにいいことをすれば元気になれます。

あれこれの健康法の中で、わたしが選んだのが誰でも大丈夫

なもの。

それが気をめぐらせることであり、笑うことです。

なぜなら、気をめぐらせることは、人類の長い歴史の中で検

証されているから。また笑うことがいいことは皆さんご存知

でしょう。




Posted by 笑う門には福が来る at 07:20│Comments(0)
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